限りなく濃紺に近い青

まじめなこともそうじゃないことも

【日常】トラウマの話

私は寝る事が大好きだ。

辛い事が会った時も、悲しい事があった時も、やらなきゃいけない事が山積みでどうしたらいいのかわからない時も、覚える事がたくさんありすぎて脳味噌が肥大して頭がおかしくなりそうな時も、寝たら意外とすっきりしている。
私の脳が至極単純な作りをしているからかもしれない。

休みの日があれば目覚ましをかけず、自然と起きるまで寝る事がこの上ない幸せだと思っているし、「早く寝たい」という気持ちは家事をテキパキとこなす為のガソリンにもなっている。

温泉施設のリラックスルームで本を読んでうたた寝するのも、岩盤浴で汗だくになりながら寝るのも最高。

どうせいつかはずっと眠る事になるのに、どうしてこんなに寝る事が好きかは私にはわからないけれど、とにかく寝るのが好きだ。

 

そんな寝るのが大好きな私も、数年前に人生で寝たくても寝れないという経験をした。期間としては1ヶ月ほど。

寝るのが大好きな私にとってはまさに地獄。生き地獄だった。

 

寝れなくなってしまった明確な原因はさておき、私は兎にも角にも眠れなかった。

頭の中は「1秒でもいいから寝たい」という気持ちでいっぱいなのに寝れない。

不安なのか、辛いのか、悲しいのか、怒りなのか。もう自分の心の中がどうなっているのかもわからなかった。泣いていてもなんで泣いているのかわからない。物事を深く考えられない。自分の脳にも心にもしっくり来ないのだ。何度か自分の体と心と脳が別々の場所にあるような感覚にもなった。そんな事を考えているのか、考えていないのか、わからないうちに朝がきて、ずっと目は覚めていたのに目覚ましが鳴る。それが1ヶ月ほど続いた。

睡眠が足りていないと、体や心は普通じゃなくなっていく。

当時OLをしていた私は、全く眠れていなくても仕事へは行かなくてならなかった。不思議と仕事はできたし、仕事をしている時は仕事の事だけを考えれたから心も体も自分にある感じがして安心もした。

逆に寝れないストレスの方が大きく、家に帰って睡眠に向かうまでが本当に憂鬱だった。漠然とした虚無感だけが、何倍もの重力で肩に乗っていた。

睡眠が足りていなかった時、ものの味や匂いがほとんどしなかった。

何かに集中していないと、何もかもが面白くなかったしくだらなかった。

それでも規則正しく夜はきて、また眠れない。

こんな日々が続いて、心身共に疲れ切った日々をただ奴隷のように送っていた。

 

数ヶ月を経て、また安心した睡眠がとれるようになったし、今も穏やかに睡眠が取れる幸せを噛み締めている。

ただ、いつも通り睡眠を取っていても、夢に出てくるときがある。

「寝れなかった時の事」が夢に出てくる。

正確には、寝れなかった時の寝れなかった感覚が鮮明に蘇る。

普通に寝ていただけなのに、あの言いようのない虚無感や、私が寝る事を全力で否定してくる居心地の悪い布団の感触、寝たいのに寝れないというモヤモヤした気持ちが、突然コップの水を顔にかけられたみたいに、暴力的に蘇って飛び起きる。

もうその出来事に関しては正直何にも思う事はないのに、1ヶ月に1度くらいの頻度でこの現象は私の穏やかな睡眠を妨げる。

当然、その後は眠る事は難しい。目を閉じて朝がくるまで耐える。

 

当時自分が抱えていた悩みや不安は、今となってはどうでもいい事ばかりだ。

どうでもいい。考えたって仕方のない事ばかり。

辛いのは自分だけじゃないとか、誰もが通る道だからとか、生きてたらもっと辛い事がたくさんあるに違いないから、こんな事乗り越えなれないと。とか。こんな事もできない自分は本当にろくでもない人間なんだとか。

当時の自分は周りの人間と同じような幸せが訪れて然るべきと思っていた。みんなが平気な顔で通過しているポイントを自分もおなじように息さえしていれば通れると思ってたし、辛い出来事もこのまま我慢していればきっといい事があると信じ切っていた。

結局は我慢をしている事が、ただただ辛かっただけなのに、自分がそれを否定しているだけだったんだと思う。

今の自分が完全だなんて全く思わないし、できない事だらけで全然成長もしていない。

けど私は特別でもなければ天才でもないし、できない事だらけの難のある人間だから、普通に生きているだけではきっとダメで、それがわかっただけでよかった。食べ物の味がして、楽しい事を楽しいと思えて、安心して眠れる事がどんな幸せにも大前提だった。

 

寝れなかったトラウマは、今も気まぐれに私の睡眠を乱暴に妨げにくる。

どんな出来事があったらもう蘇る事がないかなんてわからない。

美しい話にして決着をつけようだなんて思わないし、二度とあんな経験はしたくない。

けどこのトラウマで飛び起きた次の日の安心した睡眠は、短かろうが長かろうが、めちゃくちゃに幸せだし、このトラウマでちゃんと寝れなかった日はアイスを2つ食べていい事にしている。

 

 

 

 

 

 

いつも日曜の夜22時に更新されるフミナーズさんのコラムが好きで、毎週楽しみにしています。

 

fuminners.jp

今週アップされた記事を読んで、私はきっと大丈夫なんてまだ思えなけど、思えないなりにちゃんと日々を送って、自分なりに向き合えている気がしてちょっとだけ元気になれました。いつか自分もこんなコラムがかけるようになりたい。

 

 

おしまい

【日常】応援について考えた時の話

深夜。

Twitterのタイムラインをぼんやり眺めてて、あるツイートにぶつかる。

 

 

リプライ欄で繰り広げられてる様々な人の見解や意見をぼんやり眺める。

このツイートにひどく共感した訳でも、リプライたちに憤った訳でもないんだけど、なんがとても仄暗い気持ちになった。

きっと私たちがアイドルを終える時が来た気に、間違いなく「ライブ行ってみたなかったな」とか言われるんだろうけど、自分はその時の気持ちを適切に表現できるだろうか、とか。考えてしまって。

このツイートに対する考え方や意見がさまざまある事は置いておいて。
(ここでも言及するつもりはないです。)

応援について思う事がありまして。

私が好きなバンドに対して思っている事を書かせてください。

以前もアルバムがリリースされた時にすこしだけ書いたんですがまとまりのない酷い文章だったので削除しました。

 

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私は、CIVILIANというバンドが大好きです。

 

 

彼らが、前の名前のLyu:Lyuとして活動していた時からファンで、その名前で活動している時、私は大学生で名古屋に住んでいた。

初めてのライブハウスも、ライブハウスで飲む酒の旨さも、バンドを応援すると言う事も、Lyu:Lyuを通じて経験させて頂いた、私にとって本当に大切なバンド。

そのバンドが、2014年に1枚のシングルを出してから、パタリとそれまでのような活動がない時期があった。(ちょこちょこ対バンには出ていたけれど新曲も出さないし、ワンマンもない。みたいな)

「もしかしたら、このまま解散してしまうのかもしれない。」

それまで出した曲がなくなる訳じゃない。けどもうライブに行けないのかもしれない。新曲ももうもちろん出ないかもしれない。

 

悲しかったけど、何にもできなかった。

ただのファンはなんにもできないだなあと辛かった。

 

結果として、Lyu:Lyuは活動名をCIVILIANに変え、メジャーデビューが決定した。

ほんとうにほんとうに嬉しかった。解散しなくて本当に良かったという、安堵感の方が強かったかもしれない。

けれど、この出来事が自分の中での「応援」を変えた出来事だった。

自分が大好きなこのバンドの鳴らす音楽をできるだけ長く聞くにはどうしたらいいんだろう、自分にできる形でどんな応援をするのが一番良いんだろう。と、真剣に考えた。大好きなバンドの音楽が聞けなくなるかもという、あんな気持ちはもう味わいたくない。

 

CIVILIANがメジャーデビューする頃、私はベンチャー企業に勤めていた。

自社でもイベントをするので、その際にバンドやアイドルやYouTuberをブッキングする。

その際に、そのアーティストが「人気」であるかどうかを測るのが、youtubeの動画再生数や、SNS数のフォロワー数、ワンマンの規模やフェス等の出演数だった。実際に出演が決まった時にSNSで告知を出した時のリツイート数等ももちろん基準として挙げられていた。

良い時代になったなあと思った。

今の音楽シーンを進化と捉えるか、退化と捉えるかは人によるけども、一人のファンである時に、今の音楽シーンは良い時代になったと思える。

なぜなら、アーティストの応援の方法が以前よりグッと増えたと思えるからだ。人それぞれで限度がある購買やライブの参加以外にも方法がある。

 

私はCIVILIANが好きだ、ということと、ライブの感想や新曲の感想、MVの感想を稚拙な言葉でもなんでもとにかくちゃんと発信するようになった。

それまでは、本当に大切な音楽だったし、自分の少ない語彙でどう表現したらいいかわからなくて心の中でだけで大事に大事に保管していた。

今は、ライブに行く、CDを買う、グッズを買う以外にもこうやって、「自分が好きだと言う事」をSNSで発信するだけで、その情報が全世界に発信する事ができる。もちろん目を通す人数は限られてしまうかもしれないけれど、アーティストが生み出してくれたものに対して、無反応である事が一番のネガティブ要素だということは、自分たちの活動も通じて本当に日々感じていた。

だから私はCIVILIANが好きだと言う事を心の中だけで終わらせない。

それはCIVILIANのためというよりかは、CIVILIANの曲をライブをできるだけ長く聞くための一つの応援の仕方で、自己満足であって自分の為なのかもしれない。もちろん、好きの表現は人それぞれで、私の好きも人には押し付けてはいけないというのはいつも気をつけている。ライブの楽しみ方だって、人それぞれあっていい。

 

けれど、心臓がいつか止まるの同じで、どのバンドもアイドルも永遠じゃない。いつか終わりがくる。

その時に、自分はCIVILIANが大好きだったと心から言いたい。

もっと応援すればよかったなんて絶対に思いたくない。

 

 

昔の方が良かったとか、デビューして変わったとか、そういう声があるのはどのアーティストも同じなんだなあと思う。

ただ、彼らの鳴らす音楽に半端な感情が一切なく、それでいて人としてバンドとして日々進化して変化して行って今鳴らす音楽があるんだなあと感じる。

だからこそ、昔も今も素晴らしいって思える。

あんなに仄暗くて斬りつけるようでそれでいて優しい音を鳴らしていたLyu:Lyuが、今は優しくてそれでいてまだ太陽には遠くてそれでも変わらず一生懸命な音を鳴らしてくれると思うと、私も進まなきゃなあといつも思わせてくれます。

 

いいファンかそうじゃないかは、誰が決める事なんだろう。

自分もアイドルをしていてこんな事を言うのは変かもしれないけど、私もわからないなあ。

きっと誰にも決められないんだと思う。だからこそ自分がされたら嬉しい応援をこれからも続けたい。

 

おしまい

 

 

 

そんなCIVILIANのニューシングルの「何度でも」が8月8日に発売されるよ。

 

【日常】平成最後の夏に経験した救急車と入院の話

子どもの頃の夏は、もっとどきどきして、7月は終業式までを指折り数えながら、終業式のチャイムがファンファーレに聞こえてくるくらい、盛大やってくるようなものだった気がする。

それが大人になると、日常の平行線でしかなく、ましてや夏色どころの騒ぎではないような灼熱地獄が続く都会の夏は、じっとりとした暑さと共に、ヌルっと訪れていた。

そんな全然他愛もないただの7月の終わりになるはず、だったのに。

 

 

いつも通り帰宅して、お風呂に入り、明日のライブの支度をして、さて寝るか、と思ったけどもなんだかいつもより体が重い。

都会で一人ぐらしをして数年経つが、こっちに越して来てから深夜に突然高熱が出る事があった。そういう時は、冷えピタを貼って寝れば決まって今朝には、大量の寝汗と共に何事もなかったかのようにケロッと元気になっている。今回もその類だろうなと思って、熱を測ったら38.6℃。

ちなみに私の平熱は、35.8℃。結構高熱ナ〜。くらいにしか思わず、そのまま冷えピタを貼って就寝。ライブ出たいからな〜、下がれ下がれ〜と思いながら。

 

朝。とてつもない吐き気で起床。

ロフトの上で寝ているので、吐かないように気をつけながらトイレへ。昨晩食べたものをほとんど全て戻していて、まだ体も熱っぽい。測ってみたら昨晩から全然下がっておらず、吐くのはちょっと様子が違うなあと思いマネージャーに連絡し、ライブを休む事に。

そこからは、ほんと、汚い話ですが上からも下からも状態がずっと続き。

熱中症かな〜なんか悪いもの食べたかな〜なんて思いながらも、何か食べなきゃ元気にならないと思って、14時頃に意を決してコンビニへ。

ゼリーやポカリやおかゆを購入して帰宅し、ゼリーを食べたら50秒くらいで全部を嘔吐。

上からも下からももキリがないので、トイレの前でタオルケットにくるまり耐える事数時間。

平日なら迷わずに病院へ行っていたけど、日曜日。

明日まで保つかなあ〜と思っていたけど、どうも保たなそう。

気が遠くなってきて、1ミリも動けなくなった。

気持ち悪いし関節も痛いし立ち上がりたいけど立ち上がれない。

「せめて空いている病院があれば、這ってでも病院へ行こう…このまま明日までは無理や…」

と思い、調べようと思ったけどもう調べる元気すらない。手がブルブルする。

こういう時にかける電話番号を知っていた。「#7119」。

どんな会話をしたかは、はっかりと覚えてはいないけれど、容態なんかを色々聞かれた時に最後、「立って歩けますか?」と聞かれた。

立って歩けるヤロ…と思って立ち上がろうとしたけど、立てない。

もう全身に力が一切入らない状態だったというのにこの時初めて気づいて、「無理です…」と答えた。

そのあと、救急に繋いでくださり、ほどなくして救急車が来た。

遠くで救急車の音がしたのは覚えているけど、うちへ救急隊員の方々が来てからの事はあんまり覚えてなくて、覚えているのは、救急隊員さんに抱えられて救急車へ乗って、搬送されたという事と、救急車ありえん揺れるやんけ、めっちゃ吐きそうという事。

搬送先の病院で点滴を受けた。

この点滴を受けてる時がここまでの流れで一番吐き気と腹痛がひどく、ジッと耐えるしかなかったのがめちゃくちゃに辛かった。

あと病院が「廃墟…?」ってくらいボロボロでもうなんか泣きそうだった。

点滴の終わりかけ、少しだけ落ち着いて来た頃に、「血液検査の結果が出て、急性胃腸炎で脱水状態がひどいので、入院した方がいいと思うけどどうする?」と医師から告げられる。

正直、入院をした事がなかったので自分が今入院するほど酷い状況なのかが、わからず、

「歩けるようになったら、帰るつもりだったんですが…」と言うと医師が、

「まあ、状況的に個室でトイレがある部屋じゃないといけないから、入院費もまあまあかかるし、無理にはとは言えないけど、帰ってもお一人ならばまた救急車乗る事になりそうです。背に腹はかえられませんよ。」と。

そうや、私家に帰っても一人や。

ご飯を作って、洗濯をしないといけない。それを今この状況では到底無理…。

「入院します…」

 

 

車椅子で運ばれた病室は、私が父親のお見舞いで行ったいろんな病院の中でもダントツにボロかったけれど、熱も上がってきていてまだ吐き気と腹痛に苛まれていたので、ベットに横になれればどこでもいい…と思った。

その日の晩は点滴を受けながら、腹痛と吐き気と戦っていたので全然眠れなかった。浅い睡眠で見る夢が悪夢ばっかりだったし、嘔吐でトイレに向かうのも点滴が邪魔だし、ナース室が近い部屋だったので、少し寝かけていてもナースコールがなる度に目が覚めてしまったりして、気づいたら外がうっすら白くなって行っていた。

 

病院の朝は早かった。6時くらいから外がガヤガヤしだした。

体を拭くタオルを持って来てくれた看護師の方に、何も持たずにきたのでせめて携帯だけでも充電したいと言うと、私物のiPhone充電コードを貸してくれた。あったかいおしぼりで顔や体を拭いながら、ああ、老後に入院したら、こう言う感じなんだろうか、とぼんやり思ったりした。

7時半ごろに運ばれて来た朝食は、お父さんのお見舞いの時にみるソレだった。

「病院のご飯はまずい」とよく聞いたが入院した事がなかったし、父も「うまいわけねぇだろ」と言いながら食べていたけど、自分は実際に食べた事はなかった。

初めての病院飯。感想はただただまずい。

もちろん、作って下さっている人がいるのは、重々承知の上で本当に申し訳ないけれど、体調もあいまって本当に全然食べられなかった。

おすましと、野菜のなんかクタクタになったやつを少しだけ食べたけれど、数分後に全部吐いた。

医師から、もう1日は入院した方がいいと告げられ、先ほどの嘔吐や昨晩全然寝れなかった疲労感もあり、もう1日入院する事にした。

熱は微熱まで下がっていたけれど、まだ腹痛と吐き気は治らない。

 

一夜明けて、やっと自分の置かれている状況がわかる程度にはなった。

病院の人が着ているパジャマを着たすっぴんの自分は、まじでみすぼらしさがすごかった。

Googleカレンダーの通知で、ふと気がつきアプリを開いて落胆した。

明日は、以前勤めていた会社でよく一緒に仕事をさせて頂いたデザイン会社の人が、私のために送別会を開いてくださる日で、広尾でいいお肉を食べれる日だった。

広尾のいいお肉。

今の状況ではとてもじゃないけど食べれない。

ッアーーーーー広尾のいいお肉食べたかった…そしてなによりお世話になった人にまた会えるのを本当に楽しみにしていたので、めちゃくちゃ悲しい。辛い。

上司に状況を伝え、明日の予定はキャンセルして頂いた。辛い。

辛すぎる。なんでこんな目に〜ウワアン!という気持ちが抑えられず、心配をかけるから別に言わないで置こうと数分前まで思っていたSNSを更新してしまう。

 

 

案の定いろんな人が心配してリプライを下さった。ありがた申し訳ない。。

そしてバイト先、保険の担当の人に連絡。(母親とまじばん周りには昨晩のうちに連絡していた様子)(あんまり覚えてなかった)

 

日中は昨晩ねれなかった分、寝たいと思ったけれど、今寝たら今晩寝れなくなるのでは…と思うと寝れなかった。

とはいえ、iPhoneと財布、家の鍵しか持ってきていないので、仕方なく携帯で本を読み時間を過ごした。

 

入院、もう一生したくないなあ、と思った。

体を壊してしまうのは仕方ないけれど、楽しいことも、美味しいご飯も、全部全部健康な体があってこそだ。

いつもそう思ってるけど、入院して強く強く思った。

今回は、送別会にいけなかったけれど、これがCIVILIANのライブだったら。まじばんの大事なライブだったら。考えるだけでウワーーーッッってなってお腹がグルグル鳴った。

ましてや今日明日は、ライブもバイトもない。いわゆるOFFだった。

溜まってた洗濯と掃除をして、領収書の整理して、銭湯行って、欲しかったあの本探しに行って、って思ってたのに。

私の休みがこんな形で消費されるだなんて。

 

本を読んだり、眠ってしまったり、吐いたり、お腹を下したりを繰り返しているうちに昼食になって、夕食になった。どれも全然食べられなくて、食後に気持ち悪くなった時は吐き気止めの点滴を追加してもらったりして過ごした。

 

22時には完全に消灯され、寝るしかなくなる。

時折聞こえるナースコールと、廊下から聞こえる看護師さんと患者の声。

もう絶対明日どんな状況であろうと退院してやる絶対にだ…!

と思いながら眠った。

 

今朝になると、吐き気は完全になくなっていた。

朝食は相変わらず少ししか食べられなかったけれど、吐く事はなかった。

医師に退院したいと告げ、手続きを待つ間残りの点滴を消費するのを見て時間を過ごした。

 

その時に母親からLINEが来た。仕事が休みだからこっちへ向かって来ているとのこと。

もう帰るだけだから大丈夫なのに!と思った矢先、ナース服じゃない事務服を来た女性が病室へ来た。どうやら精算のことできたらしい。

女性から頂いた、精算書の額、95,440円。

 

95,440円

 

95,440円

 

95,440円

 

 

95,440円!?!?!?!?!?!?

 

 

待て待て待て私今財布にいくら入ってるかわかってないけど、確実に9万円とかもってないヤロ…ていうかは?高すぎん?保険金もちょっと足りないくらいなんですけど?

 

都会の一人暮らしも板についてきて、一丁前に退職なんてしたところのに、誠に情けないけれど、親にお金を借りて、無事に退院。ほんと情けない。

 

病室についた母親は「よぉ!なんかこの部屋暑くなーーい?」とめちゃくちゃ元気だった。

3日風呂に入っていない上にTシャツにハーフパンツのみすぼらしい私を連れた母は、「孤児院からこども引き取ったみたい」と笑いながら私を連れて帰ってくれた。

帰宅すると、玄関先には丸まったタオルケット、飲みかけのスポーツドリンクとゼリー。救急隊員の人に助けてもらった状況のままの家が重たい暑さとともに迎えてくれた。

母親は、洗濯と掃除、食材の買い出しをしてくれて、お腹に良いらしいかぼちゃの煮物を作って颯爽とまた福井へ帰って行った。

家にいる間母親とはいろんな事を話したけれど、母はいま、ジムにヨガ、ズンバにサウナに忙しいらしい。パワフル。

いろんな人に行けって言われたから来たと言っていたけれど、決して近くはない距離を駆けつけてくれたと思うと本当にありがたかった。私よりも声もでかくてパワフルな母親なので、なおさら感じるのかもしれないけれど母は偉大だ。私は絶対にこんな母親にはなれない。

 

現在はただただずっとちょっと痛い腹痛に耐えています。

お腹が痛いと言う事以外はいたって元気で、点滴のおかげであまり体重も減っていません。

ただまだ完全に元気、な状況ではないので安静にして1日も早く元気になるように今は休むのが仕事…!と思ってしっかり休みます。

どうやら流行っているみたいです、急性胃腸炎。なんかTwitterでもちょこちょこ見かける。夏は楽しい事もたくさんあるからこそ、体が資本ですねほんとに。

救急車に運ばれる時に見た夕方の夏の空、綺麗だったけど、もうストレッチャーからは見たくないなと思いました。

 

 

おしまい

会社を辞めました

先日、3年と少し勤めさせて頂いていた会社を退職しました。

先に申し上げておくと、バチバチに円満退社ですし今も正社員ではありませんが、まじばんの活動以外にも、ちゃんと仕事はしています。(正社員ではないけれど)

「平日OLをしながらアイドルをしているのらくらを推してたのに…」「まじばんでご飯たべれるようになったの?」とか色々聞かれそうなので、仕事の事も含めて諸々書かせ頂きます。

ただ、あまりにも生々しい仕事の事をありのままに書くので、「アイドル」という事は一旦おいておいて(もちろん一番のプライオリティはまじばんです)20代の女の仕事の話っていうくらいで読んで頂けるとありがたいです。

 

【この記事の目次】

  1. こんな仕事をしていました
  2. 仕事をしてよかったこと、しんどかったこと
  3. どんな仕事がしたいかを考えた時に
  4. 今していること
  5. 仕事ください(こんな事ができます)

 

1.こんな仕事をしていました

 

都内のとあるベンチャー企業の一社員として、3年と少し勤めさせて頂きました。

音大の卒業を目前に、はちゃめちゃに就活に苦戦していた私に、知人が「人が足りてないって言ってたから紹介する事はできるよ」と、紹介してくださり就職が決まりました。

音大時代、ほとんど家に引きこもって練習やら採譜やらアレンジばかりしていた私は、声も小さく、音大での生活と就活でズタボロになって自信もクソもなかったので、初めの頃は「役立たずなのは分かってるから、まじで迷惑だけかけないように大人しくしてよ…」と思いながら毎日出社していました。が、

そんな私の考えなど関係なく、次から次へとまあまあな仕事を椀子そばの如くパスしてくる会社で、その上「とりあえずやってみな、そんでできなかったり分からなかったら聞きな。」なスタンスだったので、私も迷惑だけはかけまいと、とにかく必死で何んでもやりました。

この会社でやっていた事はほんとに「何んでもやってた」に等しいので、(発注から朱入れ納品まで、掃除からSNS運用まで、クレーム対応から着ぐるみの中身までほんとに挙げだしたらキリがない)一言では言い表せないのですが、3年間を通じてマーケティング部に所属し、1年目以降は主に自社のものをPRする為の交通広告や冊子をデザイナーさんに発注して、どうやこうや手直しをしたりする人をやっていました。

とは言え、クリエイティブディレクターは上司なので、最終的な決定権以外の部分をやらせて頂いていて、ざっくり

広告の選定→スケジュールを組む→クリエティブの方向性を決める→デザイナーさんに発注→ブラッシュアップ&チェック→校了→納品

という流れを任せて頂いていました。

これの流れで一つずつ制作物をこなしていくのですが、多い時には何種類も何媒体も同時進行で進めなくてはいけなかったりで、その時はまじで頭おかしくなりそうでした。

最初はただ必死にやるだけでしたが、徐々に「より効果的な広告をチョイス、提案してそしてあわよくば褒められたい!」と思うようになり、実際にその電車に乗って広告の位置や乗降の様子、乗っている人や通りがかる人の年齢層をチェックしたりしていました。それがすごく楽しかった。

冊子の台割りやデザインのラフを考えるのもすごく楽しくて、雑誌を見るのもレイアウトや文字の大きさフォントなど、見るポイントが変わってそれもすごく楽しかった。

私は本当に絵心がないので、デザイナーさんからデザインが上がって来るたびにめちゃくちゃ感動したし、私の分かりにくい指示も汲み取ってくれるデザイナーさん、まじすげえって思いながら仕事をしてました。それもすごく楽しかった。

 

 

2.仕事をしてよかったこと、しんどかったこと

正直ほんとにこの会社に雇って貰ってよかった事だらけだと思ってます。しんどい事も沢山あったけど、確実に全て私の経験値になりました。

今でこそちゃんとしてるって言ってもらえる事の方が多いけれど、それもこれも会社に勤めていたからというのが大きい。大きいというかもう100%そのおかげです。

〆切の意識や、報連相の大切さ、前回のサシ飲みでも書きましたが、自分の発言行動の曖昧さをロジカルにする事、仕事をしながらいろんな人と関わらせて頂けたので、本当に沢山のことを学べました。会社に迷惑をかけて、謝り倒したことも今となっては大事な経験になったし、逆に自分の知らなかった自分の良さを、仕事を通じて人から言われたりして嬉しかったり、3年とすこしだけではありますが社会人経験を経た今の自分が、今まで生きて来た中の自分で一番好きでいれてます。

それからなにより、まじばんの活動にとても協力的で、平日ライブがある時は定時で上がらせてくれたし、急なライブにも快く対応して下さった。社員の人たちもみんな応援してくれていて、まじばんに対していろんな意見を言ってくれたり、人を紹介してくれたり、本当にありがたいことばかりでした。自分の父親が倒れた時も、一刻も早く実家に帰らなくてはいけない状況だったのですが、手元に現金がなかった私に当時の社長が現金35,000円をすぐに渡して「今すぐ大急ぎで帰りなさい」と言ってくださったし、その後も長期にわたる休暇を頂いたにも関わらず、会社中の人がサポートしてくださいました。本当に挙げ出すとキリがないくらい、風通しの良くて暖かい人たちと仕事させて頂きました。ありがたい。

逆にしんどかったのはシンプルにフィジカル。もう常に限界でした。

平日のライブに出る為には、もちろん、自分のもっている仕事をちゃんと片付けるなり対応するなりしてからが当たり前なので、毎日もうそれはそれは息つく暇なく必死のパッチで仕事していました。ライブが続くと自然とタスクが溜まるので、ライブかない日は残業だったし、ほぼ休みはない状況だったので、繁忙期が終わるたびにめまいや眼振、難聴など「ああもうフィジカルが無理や…」ってなるタイミングが何度かありました。

 

3.どんな仕事がしたいかを考えた時に

フィジカルの限界が来るたびに、ああ、もう無理や…辞めるしかない…と思うことは度々あったのですが、決定的な事に辞めようと思うような出来事はありませんでした。

ただ定期的に面談があったのですが、今年の面談のタイミングで「私はどんな仕事がしたいんだろうか」という事を少し真剣に考える時間があって。

奨学金の返済等、自分が生きていくためのお金稼ぎであることは確かなのですが、それだけじゃなくて、自分の人生の中の時間として、どういう仕事がしたいんだろうって考えた時に、「人の役に立ちたい」っていう一つの結論に至りました。

一言に「人の役に立ちたい」って言っても善人ではないので不特定多数の人の役に立ちたいというのとは違って、正確には「人を幸せにする才能のある人の役に立ちたい」と思って。

私は本当に絵心がないので(2回目)仕事を通じてデザイナーさんと関わる事が本当に楽しくて。仕事の中で「発注して指示を出す側じゃなくて、デザイナーさんやクリエイターさんを事を支える側になりたい」」と思うようになりました。

仕事でももちろん、クリエイターさんやデザイナーさんの事は当然尊重していたのですが、どうしても発注している側なので、クリエイターさんやデザイナーさんの意思が全て尊重される事はあんまりないんですね。なんだかそれが悲しいというか不甲斐なくて感じる事もあって。(そういう仕事なんで悪い事をしているわけではなかったんですが)

それから、自分は結婚とか家庭を持つとかそういう事を自分の人生の予定に一切入れていないので(やっている事がアイドルだからとかそういうのを別にしても)どうせ仕事をするなら自分が働く事によって、誰かの家庭をめちゃくちゃ影ながらでも支えられたら最高だなって思うようになりました。会社には家庭がある人がほんどいなかったのでなおさらそう思ったのかもしれません。

仕事をしていて一番よくないなと思ったのは、自分が周りの人に理不尽な不満を持ってしまう事。

自分はまじばんのこともライブも仕事も全部ちゃんとやっているのに、仕事で関わる人にも、まじばんで関わる人にも、なんでそんな事もちゃんとできないんだろう?って思ってしまう自分がすごく嫌で。でもフィジカルもメンタルも限界だと、余裕がなくなってそういう事を考えてしまうし、そうなってくるともうまじばんの事も仕事も頑張ることがそもそも馬鹿馬鹿しくなりそうで。今改めて考えて見ると、それが仕事を辞めたくなるきっかけだったかもしれません。

そんな事をもやもやと考えていたタイミングで、仲良くしてくださっているイラストレーターの吉本ユータヌキさんが、「もし、手伝ってもらえるんなら手伝って欲しい!」って言ってくださって。

かわいくて、ほっこりする優しいイラストがいつも幸せにしてくれます

 

ああ、こういうありがたいチャンスが巡って来た時に人は仕事を辞めるんだなあと思いながら、もう自然と辞める決心はついてサクサクと退職へ向けて進んで行きました。

 

 

4.今していること

 今、ユータヌキさんと関わらせて頂いている仕事は本当にやりたい事だったので、今はそれをありがたくやらせて頂きながら、日中は知り合いから紹介して頂いた、まかないのご飯がありえん美味しいカフェでお手伝いをさせて頂いています。(食費がめちゃくちゃ浮いてすごく助かっています)

そのカフェのお手伝いも、ご夫婦で経営されているんですが、私が手伝う事で、まだ小さいお子さんの通園等にとても助かると言ってくださり、いろんな条件差し置いてもぜひ働かせて頂きたいなと。

ユータヌキさんのお手伝いのお仕事はまだ探り探りではあるし、本当に役に立てているのかはもう常に不安なんですが、自分が働いていた中で学んだ事を活かしながら、素敵なものを世の中に届けるお手伝いが、少しでもできたらなと思ってめちゃくちゃ頑張りたい次第です。やれる事もどんどん増やして行きたい。頑張る。めちゃくちゃ頑張る。そしてユータヌキさんがいっぱい寝れたり家族と過ごす時間が増えたりしたら最高。

 

5.仕事ください(こんな事ができます)

仕事を辞めましたが、もちろんまじばんのお給料だけではまだまだ生活はできません。

エビを食いながらインタビューでも答えていたとおり、奨学金の返済や積立の年金、その他生活費全てを稼がなくてはいけないですし、辞めたからには正社員の頃よりも稼いでうまいもんを食べたり親孝行したりしたいって思っていて。おかげさまで少し休めてすごく健康なのでめちゃくちゃ働きたい。

ありがたい事にちょこちょことモデルのお仕事もさせて頂いて、写真を撮られる事にもだんだんと楽しみを見出せるようになって来ました。

まじばんとしてのライブ活動とは別に、今できる事を一生懸命やりたいなと。文字を書くのも正社員の頃よりも時間が作れるので、どんどん書きたい。書きたい事いっぱいある。

 

【こんなことができます】

・モデル(商品、作品等)

お洋服のモデルをすこーしだけやらせて頂いています。

モデルの料金は応相談ですが、相場より高い事はないです。

stellarstore.booth.pm

sorarustore.com

 

・記事作成

インタビュー、製品紹介、やります!やりたい!やらせてください!

こういうの多分得意です→音楽・銭湯・サウナ・旅・グルメ・ラジオ

仕事で文字校正等もやらせて頂いていたので、最低限の文章作成能力は多分あると思います…。納期や価格は応相談ですが全然実績がなく、今は実績が欲しいし経験も足りてないと思っているので、単価はまだ全然低く設定しようと思っています。

(あと、ラジオも大好きなので、喋る仕事もいつか絶対にやりたいです!!!)

とはいえ、最優先はまじばんchの活動ですので、スケジュール等含め内容は一度マネジメント会社に通させて頂きます。

 仕事のご連絡▷nrakura.mbb@gmail.com

 

長々と書いてしまった。。会社でもいつもメールが長いって注意されていたのに…。

 

要は、

・今は3つの仕事を掛け持ちしています。(まじばんの活動、ユータヌキさんのお手伝い、カフェのお手伝い)

・文字を書く事を精力的にやってきたい。(仕事ください!!)

・モデルのお仕事もどんどん経験したい!(頑張る!)

・ばりばり働いて、関わった人の家庭をめちゃくちゃ陰ながらでも支えたい(みんなすくすく育ってくれ)

・そして美味しいものいっぱい食べてそこそこ寝て親孝行したい(これが一番難しそう、けど絶対実現したい)

 

あと当たり前ですが、まじばんで絶対に売れてやるからな!って思っている事と、プライオリティの最優先事項はまじばんの活動です。まじばんとは別の仕事でやらせていただく事も全て結果的にましばんに還元、そして昇華させていくぞ!って思ってます。

 

音大を出た時に、音楽でごはんを食べて行く道を進めなかった時、「自分は大した結果も出せない、なにもできないゴミだ」くらいに本気で思っていました。

けどありがたい事に本当に周囲の人に恵まれて、そしていろんな事を勉強させて頂けて、こうして自分の生き方を一つ信じれるようになりました。

一つずつ恩返しするべく、これからも頑張らせて頂きますので沢山お勉強させてください。

引き続きどうぞよろしくお願いします!

 

のらくら

 

 

【サシ飲みコラム企画】働くことの理由【2人目】

颯爽と駆け抜けて行った梅雨。

なんかすげえ暑いなと思ってたら梅雨が開けてた。我が家はとってもミニマムサイズなので部屋干しなんてしたら家中湿気まみれになる為、部屋干しのシーズンが短くなって大変ありがたいんですが、あまりにも短い梅雨だったので、細々と自炊をしている身としては、水不足になって野菜が高騰したりしないかが心配です。

 

のらくらです。

 

のらくらとは
福井県出身、山羊座、O型
・「まじばんch」(まじばんちゃんねる)というアイドルグループの一員です。(カラーで言うとブルー担当)
・アイドルをしながら、平日はとあるベンチャー企業の正社員として働いています。
・アイドルですが、あまりアイドルらしくはないです。サウナと銭湯(交互浴)、深夜ラジオとムーミンと梅酒が好きな年齢非公開の女です。

 

前回のサシ飲みコラム企画の記事に対するリアクションが自分が思っていた以上にあり…。

 

 nrakura.hatenablog.com

想像以上にたくさんの方に記事を読んで頂けてとても嬉しい反面、こんなに読んで頂けるだなんてと非常にびっくりしました。本当にありがとうございます。

いろんな人が共感だったり、自分はこう思いました的な感想を送ってくださったり…本当に嬉しかったです。

その分、今回のコラムもちゃんとしなきゃ!ってすごく思いながら文字起こしさせて頂きました。相変わらず更新の速度が遅くてすみません。

どのサシ飲みも本当に楽しかったし、私自身考えることがたくさんあったので、全部ありがたく記事にさせて頂く次第です!

 

今回もまあまあなボリュームですが、どうぞ最後までお付き合いください。

はじめに

コラム記事のビジョンがはっきり見えていないまま実施してしまった結果、写真がめちゃくちゃ少ないです。(プライバシー保護も含んでいますが)

なので文字がめちゃ多いですが、暇な時にでも読んであげてください。
記事の公開が遅いにも関わらず文句ひとつ言わず、そして果敢に応募してくださった対象者のみなさま、本当にありがとうございます。(残りの記事も月一でアップ予定なので気長に待っていてくれたら嬉しいです。)

また、記事のアップ順は実施した順ではなく、全体の企画全体のバランスを見て前後して頂いてます。ご了承ください。

※コラムの内容はサシ飲み実施当時のものです。
※プライバシー保護の為、すこし事実をぼかしながら表現している部分もあります。

 

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 今回のサシ飲みのお相手はショウさん(仮名)

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何度か会ったことがある方でしたが、確かに仕事で悩んでいる様子は話をしたり、Twitterでの様子を見ていて感じていました。

正社員として働いていて定期的に思う「仕事のやりがい」。

とはいえ、私も社会人経験は3年と少ししかありませんし、考える事はあってもも正直いまだに「仕事のやりがい」って何なんだろうって、ぼんやりしている部分もたくさんあって。

「逃げ恥」をきっかけによく聞くようになった「やりがい搾取」という言葉。その「やりがい」が見出せないのはそれはそれで辛いし、もしかしたら「やりがい」とは別に何か大切なものを搾取されているのかもしれないなーと思いつつ。お話を聞いてみたくなり、選ばせていただきました。

 

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のらくら「ものすごく緊張をしているね?」(以下:の)

ショウさん「ッハイ…してますね…もうなんか緊張しすぎて、どうしようどうしようって思っていたら、家を出る時間過ぎちゃってて…。」(この日20分くらい遅刻して来た)(以下:シ)

「それ初デートで童貞がやらかしやすいミスやで。」

「はい、ホントそうです、すみません。。」

 

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 乾杯も早々に本題へ

 

「仕事がとにかく辛いんだ?」

「もう、ハイ、かなり辛いっすね…。」

「なんかずーっと仕事辛いって言ってるな〜とは思ってたんだよね。」

「もう無理っすね、仕事が嫌すぎるんです。」

「すっげえ嫌なんだね…何でそんなに仕事が嫌なのか、理由は明確にあるの?」

「いろいろあるんですけど、、今も台風とか来てるじゃないですか。職業柄、もしそれでシステムに支障が発生した場合、土日だろうが休みだろうが呼び出されて即出勤しなきゃいけない仕事なんですよ。」

「あーーなるほど、それはキツい。」

「台風だけじゃなくて地震とかの天災系ですね。土日が基本休みなんですけど、問答無用で呼び出されちゃうのであんまり関係なくて。」

「天災ってホント、誰も悪くない分感情の行き場がないよね。」

「そうなんです。みんなが休まなきゃ行けない時に、休んじゃ行けない仕事で…。些細なことだし仕事ってそういうもんって言われたらそれまでなんですけど…積み重なってほんとに辛いです。だからやりがいが目に見える仕事っていいな〜って思っちゃいます…」

「エンジニアはねーーー、なかなかこう、感謝されにくいっていうか。」

「そうなんですよ、止まっているものを動かす為に頑張ってるのに、『なんで止まってるんですか?』『いつ動くんですか?』とか文句ばっかり言われるし。」

「あー、それはめちゃくちゃかわいそう…。ショウさんとはまた別の仕事だけど、冬とか電車止まったりするとさ、親の仇ばりに駅員さんに怒ってる人とかいるけど、駅員さんなんも悪くないもんね。」

「ほんとそんな感じなんですよ。やってらんない。」 

「いや〜そういう人たちのおかげで、安心と安全が守られてると思うと、ほんとにありがたいよね…。怒ったりした事もちろんないけど、労いの言葉とかかけようって思った。。」

 

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肌もツヤツヤでベビーフェイスなショウさん、とにかく仕事が嫌ということを熱弁。

 

「どうしてその仕事に就こうと思ったの?」

「会社の名前がまず有名企業だったし、高卒にしてはいい初任給で。それに、東京にも出れる!よしここにしよう!みたいなノリで決めちゃって、そして採用されちゃったって感じです。」

「なるほどなるほど。じゃあ別にめちゃくちゃやりたい仕事だったっていう訳でもないんだ?」

「うーん…自分はそうじゃなかったですね。とにかく勉強がしたくなかったから大学に行きたくなくて。高校卒業したら、サクッと就職したかったっていうのもあります。」

「うんうん。すごい親孝行だと思うよ。」

「でもいざ仕事ってなると、やっぱり想像してたよりも辛くて。これでよかったのかなあっていう気持ちもあって…。」

「なるほどなるほど。」

「なんか仕事ってこんなしんどいんだなーって感じです。」

「わかる、なんで仕事ってめちゃくちゃしんどいんだろうね。富裕層の飼っている犬の世話とかして犬愛でてるだけで大金もらえる仕事したい。」

「かなり極端だし、なんかそれはそれで大変そう。」

 

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話をしながら、顔面綺麗なんだから、芸能活動とかしたらいいのになーと思ってました。メンズアイドルとか。

 

 

一人では生きていけないからこそ、筋を通すという事

「めちゃくちゃに無責任な事を言ってしまって申し訳ないんだけど、仕事辞めたらいんじゃない??」

「うーん、、何回も考えた事はあるんですけど、高卒…なんですよね。」

「うん?」

「だから、きっとどこも採用してくれないと思ってて。」

「そっかー、、でも今のショウさんには3年間立派に会社に勤めたっていう実績があるから、もっと自信持って大丈夫だと思うけどなあ。」

「そうですかね?なんか転職ってそんなに甘くない気がしてます。」

「今の自分ってこれしかできない。ってもしかしたら思ってない?」

「思ってます。ていうか今の仕事以外、何も出来ないと思ってます。」

「私、音大卒なのに音楽教室の先生にならない道を選んだから、本当に就職活動に苦戦しまくったし、結果ラッキーで就職できただけな上に転職経験もないから、これと言って具体的な事を言えなくて申し訳ないんだけどね…」

「ラッキーで就職できた感じなんですね。」

「そう、めちゃくちゃラッキー。で運良く拾ってもらえただけ。すごくありがい事だったんだけど、自分はずーっとエレクトーンしかしてこなかったから、音大出て、今の会社に務めるってなった時に、『私は音楽しかしてこなかったから何にも出来ない』ってすごく思ってて。」

「なるほど。」

「ただ蓋開けてみたらその就職先、ゴリゴリのベンチャーだったから問答無用でいろんな事やらなきゃいけない環境で『できねぇじゃねぇ、やるんだよ。』みたいなスタンスの会社だったのよ。でも仕事していくうちに意外と自分って、できる事沢山あるんだ!って気づけて。もちろん出来ない事も沢山あるんだけど、出来ない事もやって見ないと気づけないんだなって。

「あー、でも確かにそういうチャレンジ精神みたいなの、俺の今の仕事だとほとんどないですね…。」

「うんうん。でも今のショウさんの仕事も、もちろん立派な仕事だからもちろん自信持っていい!ただそれしか出来ないって事は絶対ないよ。大丈夫。」

「ありがとうございます…うーん。。でもなんかいろいろ不安じゃないですか、お金の事とか、将来の事とか、そういうの考え出したら会社も嫌だけど辞めるのも怖いし、じゃあどうしたらいいんだ!って感じです。。」

「まあ、他人に辞めたら?って言われて辞めてるくらいのところまで来てたら、辞めてるよな、もうとっくの昔に。」

「まあ、そうですね…。」

「仕事のやりがいって、あったらいいに越した事ないけどさ、無理やり作るものでもないし、他人から貰えるものでもないと思うし。ましてや生き甲斐とか、自分の本当にやりたい事なんて、探してるうちは見つからないよな〜わかる。」

「ほんとそれっす。」

「でもなんでも若いうちにやっておいた方がいいと思ってる!若いから多分何とでもなるけど、意識的に何とかしなきゃ!思って頑張んないと、とんでもない楽しい事とかやりがいが待ってるかもしれないのに逃しちゃうかも。じじいとかばばあになってもできる事は沢山あるけど、仕事のチャレンジの幅は若いうちの方が広い!きっとそう!」

「そんな年変わらないのに未来から来たばりの熱量っすね。」

 

「私も転職した事ないから想像なんだけどさ。多分日常生活の中で少しだけ自分と向き合う時間を持って、それを積み重ねてくうちに、やりたい事とか、仕事にしたい事、例えば大してお金にならないとしてもやりたい事とかが見えてくるんじゃないかなと思うよ。そういう時に辞めるっていう選択肢に大きく傾いた時が、今の仕事の辞め時なんだろうなとも思ってて。」

「自分と向き合う時間…。」

「そういう時間ある?」

「ないっすね…。仕事忙しくて、家帰ったらすぐ寝て、まだ起きて仕事行って…の繰り返しで。友だちとかと飲みに行ってもそういう仕事の愚痴っぽい話はするけど、その後に自分と向き合うっていう感じにはならないし…。」

「結構嫌な時間ではあるかもしれないんだけど。私とかネガティブだから自分の嫌な所ばっかり思い出して死にたくなったりするんだけど…。でも自分の事だし自分の人生なんだから自分で決めて生きていったほうが楽しいじゃん?自分の好きな事とか嫌いな事とか、得意不得意、良いところ悪いところについては自分が分かってあげている事が、これからの自分の人生のコントロールが少しずつ効くようになっていくと思っている。」

「ああ…あんまりそういう事考えた事なかったです。」

「多分こう言うのって就職活動の時に自己分析でやるんだろうけど、自分もすごく曖昧な自己分析しかしてなかったし、だから就職苦労したんだと思うんだけど…。仕事を始めてから、何をするんでも、理由がいるなって思って。」

「理由?」

「ロジックがなくて、なんとなく、とか、雰囲気で、とか。そう言うのだと大人は納得してくれないんだなあって働いてから気づいて。もちろんフィーリングが大事な場面も沢山あるんだけど。」

「なるほど…」

なんで?とかどうして?って言われた時に、ちゃんと自分の頭で考えて出した答えで説明できるようにしないとやりたい事って全然できないんだよね。どうしても最初から最後まで全て自分一人で完結できる仕事って少ないから。でもそれって仕事以外もそうだなーと思う事も沢山あって。自分の行動とか発言とかのロジックを積み重ねる事って人としての信頼度とかにも繋がるんだなって思う出来事がたくさんあって。
改めて自分と向き合う時間って大事だなーって思ったんだよね。私も思い返してみたら、ロジックをちゃんと持つ事の大切さに、もっと早く気づきたかったなと思う出来事がいっぱいある。」

「全然そういう事考えた事なかったかもしれない。仕事が嫌すぎて、仕事が嫌っていうことでワーってなってた。」

「まあわかりやすく言ったら一個一個、筋通していくって感じ。」

「男らしい。でもなんか納得しました。」

 

こんな偉そうに言っておいて、自分もいくらロジカルに考えても予想外の出来事ばっかりです。ほどほどにロジカルに、それでいて融通の効く人って本当に憧れます。ロジカルかつ柔軟な大人、早くそうなりたいけど、自分もいつになったらなれるんだろうなあ。。

 

 

この気持ちは自分だけのもの

「あと忙しいとさ、先の事とか全然考えられなくならない?目の前のことでいっぱいいっぱいみたいな。」

「わかる!まさに今そう!」

「わかる。わたしもそういう状況めちゃくちゃあるからわかる。」

「明るいことなんも考えられなくなります。」

「わかる。だから可能だったらまとまった休みをちゃんと取って、しっかり休息するっていうのも大事やでほんとに。実家に帰らずに一人でどこか行くとか。」

「実家帰ると無限にだらだらして、帰りたくないよーって気持ちしか湧かないからな…あと一人がちょっと苦手で…」

「あ〜一人が苦手か…実家いると寂しさは紛れるけども、だからこそあえて一人になる時間を自発的にとるのも大事だと思うなあ。ちゃんと働いてやることやってるんでしょ?」

「はい、仕事は一応ちゃんとしているつもりです…」

「だったら当然休む権利はあるんだから、堂々と休みとっていいんだよ!」

「わかってるんですけど…言われるんすよ…『しんどいのお前だけじゃない』って。」

「会社でほんとにそれ言われるの?」

「言われます言われます。それ言われちゃうと『っはい…そうっすよね…』ってなっちゃう。」

「うーーーん…(頭抱える)」

「でも確かにみんなしんどいし…」

「でも、『みんな辛いんだ』って言われて、誰かが楽になる訳でもないからな。まあすっごい頑張ってるとさ、人の頑張りって見えなくなるのは分からなくはないし、ほんとに明らかに誰がどう見ても頑張ってなないでしょっていう状況もあるにはあるから一概にはいえないんだけどさ、それでもキツイなーそれは。」

「そうなんすよ。」

「…なんかさ、なんでも『分かち合うことis 最高』みたいな風習あるじゃん。」

「あーありますね。」

「もちろん分かち合う事は素晴らしい事なんだけど、結局はみんな他人様だからさ、気持ちを全部分かち合うなんて不可能だと思ってて。」

「すごい冷たく感じなくもないけど、まあ確かに。」

「けど人ってそこでさ、『なんでこの気持ちを分かってくれないんだろう』とか思っちゃうのが人間の性というか。でもそれって結局、勝手に期待してるだけなんだよね、勝手に。

「んーまあ、わからなくはない。」

「だからそういう時は、『この気持ちは自分だけのもの』って思って自分の心の中でだけ、身勝手になるのは全然悪い事じゃないと思う。」

「なるほど?」

「まあわかりやすくいうとそんな事言われても、『いや、[みんな]とかし知るかよ!』っていう感じでほっとけばいいんだよ。」

「まあ実際知るかよ!って感じですもんね。」

「私はそうは思いません!ってあえて声を出す必要はないけど『知るかよ!』って思うのは自由だから。」

「うーんなんか俄然休みたくなってきた!休むかー!来月ちょっと休めるか調整してみます!」  

「いいぞ!その調子!普段の休みの日はなにしてるの?」

「一日中寝てたり、友だちと飲みに行ったり、まじばんのライブ行ったり…。」

「ッハーー!いやー、ほんとにいつもありがとう。」

「でも金がいつもない…」

「アイドルの現場通うのもお金いるからね…ありがとうねほんと…」

「いやいやこちらこそありがとうございます。」

「あ!じゃあ金もかからなくて自分ともほどほどに向き合えてリフレッシュできる趣味教えてあげるよ!」

「え!あるんですがそんな趣味!」

散歩!

「じじいじゃん…。」

「じじいじゃなくても散歩すんだよ!!」

「ただ歩くだけなんですか?」

「ただ歩くだけ。でも知らないところ歩くのとか楽しいよ!高級住宅街とか散歩してめっちゃ高そうなマンションの家賃調べたり間取り調べたりして、その辺に住んでる人の妄想とかしながら散歩すんの超楽しい。」

「ちょっと俺の知ってる散歩と違った。」

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散歩について真剣に熱弁するのらくら(デザート食べ終わった皿が汚いのには触れないでください。)

 

「あと、見た事も聞いた事もないけど、地元の人にありえん愛されてそうなパン屋とかチェーン店じゃないコーヒーショップとかあるからそう言うところ寄ってみるのも楽しい。」

「あー!それは楽しそう!コーヒーは好き!」

「超楽しいよ!」

「散歩しよう!って外出た事、生まれて一度もないけど、今度やってみようかな。」

「うんうん!騙されたと思ってやってみて!ローカル線を途中下車して一人でぶらぶらとか楽しいよ!運動にもなるし。」

「あーいいなそれ。なんか適当にベンチとか座ってぼーっとしたり。」

「いいね!いいね!スマフォとかあんまり触ったりしない方が良さそう。」

「あー良いめっちゃ良い。良い提案って感じがめっちゃする。」

「読書もいいよ。散歩がてら疲れたら本読んだり。」

「本はちょっと前まで読んでたんだけど、最近全然読めてないから読みたいな〜活字離れしていた。」

「散歩して、ちょっと疲れたらコーヒー飲みながら本読むとか。どの角度から見てもリフレッシュタイム。」

「めちゃくちゃいい。俺が一人が寂しいって思うのは、もしかしたら一人の時間の過ごし方をまだ知らないだけかもしれないです。散歩ちょっと前向きに検討します!」

「このサシ飲みの企画で初めてなんか具体的な案を出せた気がするよ。」

「逆にこれまでどんな話をしてたのかめっちゃ気になるんですけど。」

 

おわりに

とてもここには書けないような話もして、楽しく飲めた3時間でした。

初めはとにかく仕事が嫌すぎるショウさんでしたが、サシ飲みが終わる頃には楽しそうな表情だったのでめちゃくちゃホッとしました。

その後ショウさんは暫くしてほとんどライブに顔を出さなくなりましたが、どうやらSNSを見る限り彼女ができたらしく。

 

 

 

 

 

 

 

ホーーーーーーーーーンそりゃあ彼女できたら!!!!!!!

毎日楽しいですわ!!!!

仕事疲れた〜ってLINEしたら、「お疲れ様☺️」って返事くるんやろ???

そりゃあ仕事まあまあ辛くても、頑張れる時もありますわ!!!!

散歩なんてせんくても!リフレッシュできますわ!!!!!!!

何なら彼女と散歩したら300倍リフレッシュできますわってか?!?!やかましいわ!!!!!

 

 

…とすこーーしだけ思いましたが、一人が苦手とも言っていたし、私みたいな「一生を独りで終える覚悟を決め始め、独りでの生活の中に楽しみや生きがいを見出している」ような人間と同じだと思って喋ってしまってごめんという気持ちです。

でも本当に幸せになって欲しいです。今この流れで言うとめちゃくちゃ嘘っぽいけど、本当に。女はたまにめちゃくちゃな事を言ったり、よくわからない理由で泣いたりするけど、ショウさんはなんか優しく向き合ってくれそうだし、そのまま上手いこと言って結婚して欲しい。まじばんの現場には、ワンマンくらいは来て欲しいかな。

 

 

自分自身も、もともとは自分の発言や行動に対して本当にノーロジックな人間だったので、そのせいで人に迷惑をかけてしまったこと、後悔していることがまあまあああります。もしもタイムスリップできたら、あの時の自分を椅子に縛り付けてゴリゴリにロジック責めしたい。だからこそ今は、何にしてもまず自分の中で一度咀嚼して、「どうして自分はそう思うんだろう」ってちゃんと考えるようにしています。めんどくさいし、自分の嫌な部分のもたくさん見えて来て、自分はクソ人間、みたいな結論に至ってしまう時がほとんどだし、考えても言葉にできない感覚的なものもあります。

ただ、生活の営みとしては独りだけど、社会の中ではどんなに頑張っても独りにはなれない。だから嫌だけどちゃんと言葉にするようにしています。たまに言い方間違えてえらいことになったりしてますが。ただ、

「あの時ちゃんと理由を言葉にできていたら」って思う事もしたくないし、「本当はあの時、こう思ってた」って言われる辛さも知っているからこそ。

小賢しい女だと思われても、ただなんとなく行動したり発言していた時の自分には絶対に戻りたくないし、ノーロジックだった時の自分は、自分も周りも大事にできていなかったと今は思うので、自分も周りも大切にする方法の一つだと思ってます。

嫌と言いながも一生懸命働いているような頑張り屋さんなショウさんなので、本当に無理だけはしないで欲しいけど、今の仕事に自分なりの理由を見つけて、彼女と仲良くしながら生活を営んでいて欲しいなと思っています。とんでもなく大声とか出したくなったら、いつでもライブおいで。

 

おしまい

 

そんな私が、仕事は生きる為と断言し老後を憂い、そして海老を食うインタビュー記事も併せてどうぞ。

 

www.hotpepper.jp

 

twitter.com

 

 

 

 

【サシ飲みコラム企画】誰かから激推しされる人生【1人目】

みなさんはじめましての方ははじめまして、のらくらと申します!

はじめに私が何者なのかを簡単に自己紹介させてください。

 

福井県出身、山羊座、O型

・「まじばんch」(まじばんちゃんねる)というアイドルグループの一員です。(カラーで言うとブルー担当)

・アイドルをしながら、平日はとあるベンチャー企業の正社員として働いています。

・アイドルですが、あまりアイドルらしくはないムーミンと梅酒と深夜ラジオが好きな年齢非公開の女です。

 

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みなさまは覚えていらっしゃるだろうか。

 

nrakura.hatenablog.com

 

この記事を投稿したのが、昨年の夏の終わり。

サシ飲みを実施したのは、昨年の9月。

それから時は経ち今は2018年春。

 

大変お待たせしてしまって申し訳ございませんでした!

色々言い訳をしてしまいそうだけどグッと堪えて、本当にすみませんでした。

(サシ飲みに参加してくださった方も楽しみにしてた(かもしれない)方たちも。)

簡単ではないと思っていたけど、コラムを書くことがこんなにカロリー消費の激しいものだとは思いませんでした。まず文字に起こすの大変すぎた。

私は普段からいろんな人のコラム記事を読むのが大好きなんですが、こんな地味かつ労力の掛かる事を週に何本も書き上げていると思うと改めて尊敬。尊敬しかない。

 

はじめに反省している事をお伝えしておくと、、

コラム記事のビジョンがはっきり見えていないまま実施してしまった結果、写真がめちゃくちゃ少ないです。(プライバシー保護も含んでいますが)

なので文字がめちゃ多いですが、暇な時にでも読んであげてください。
記事の公開が遅いにも関わらず文句ひとつ言わず、そして果敢に応募してくださった対象者のみなさま、本当にありがとうございます。(残りの記事も月一でアップ予定なので気長に待っていてくれたら嬉しいです。)

また、記事のアップ順は実施した順ではなく、全体の企画全体のバランスを見て前後して頂いてます。ご了承ください。 

 

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9月某日。

今回のお相手は、24歳女性まいちゃん(仮名)

頂いたDMの内容がこちら。

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誰かから激推しされる人生…。(パワーワード

 

何度か会った事がある子でしたが、底抜けに明るい印象で、悩んでる姿が全然想像つかなかったけど、みんな何かしらのモヤモヤや悩みは抱えてるんだなあ、と。

それから、純粋にメイドカフェでのお仕事について興味があったので選ばせて頂きました。

 

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のらくら「サシ飲み企画で、まじばんのオタクじゃないのは、まいちゃんが初めてなんだよね」(以下:の)

まいちゃん「まあそうでしょうね(笑)ニコ動のオタクだったから、こんな企画したらアホほど人集まって、のらくらさんと飲みたいだけの人が集まりまくるんじゃないかなって」(以下:ま)

「意外とね、ちゃーんと悩んでる人の応募が多かったよ、もう自分の中ではある程度の解決案でてるなって人も居たけども!」

「うち、親もオタクなんで、DMが来た時親に、のらくらさんと飲んでくるわ〜って言ったらびっくりしてました」

「おかーちゃんとオタ活いいね〜楽しそう」

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飲み物がきたので乾杯

「まいちゃんを選ばせてもらったのには、特殊な仕事だからお仕事の事も含めて話を聞いてみたいなと思ったのが一番の理由で。雨の降る日も傘をさしてめっちゃ一生懸命チラシ配りをやってるのをよく現場に行くときに見かけるから、しんどいだろうなーって」

「チラシ配りは土砂降りとか、チラシべちゃべちゃになるとか、傘させなくなるとかじゃない限りはやりますね。」

「キッツいねそれ。」

メイドカフェ、わかりやすくいうと二種類あって、一般的なイメージのある萌え萌え♡的なメイドカフェと、コンセプト系のメイドカフェがあるんですよ」

「へー!!それは初耳。」

「うちはコンセプト系なので、当たり前ですけど非常口とかそういうのも全部カーテンでやんわり隠してある完全な閉鎖空間なので、チラシ配りに行くタイミングでやっと外の空気吸えるっていうのもあって。」

「なるほどね、そりゃ多少キツくても下界の空気を吸いたいタイミングもそりゃあるよね。」

「派閥争いとかないの?お客さん取り合ったりとか。」

「うちは一切そういうのなくて、みんなめっちゃ仲良しなんです。お客さんも推しにしか興味ないって人ももちろんいますけど、二推しがいっぱいいる、みたいな人の方が多いです。」

「ホヘーーン!どんな職場でもそうだけど風通しがいいかそうじゃないかで、心持ちぜんぜん変わるからそういうのはとっても大事だと思う。」

メイドカフェなのかガールズバーなのか良くわかんないお店がある中で、うちはわりととしっかりしてる方のメイドカフェですね。全然ゆるくないし、普通のバイトみたいな精神性でやってますね。

「いい心がけだナァ…。」


誰かから激推しされたいけどそれが一番難しい

 

「本題からずれちゃった、悩みってなんだっけ」

「自分が商品な仕事ではあるので、オタクが付かなきゃいけないんですよね。チェキ撮ってもらう、ブロマイド買ってもらう、注文入れてもらうとかが、その人が人気かそうじゃないかを評価する1つの基準になるので。」

メイドさんのシステムって、実は全然知らなかったりする…っていうかブロマイドとかあんの!アイドルじゃん」

「オーダーが入った時点で〇〇ちゃんのブロマイド付きのドリンク~とかを伝票に書くので、如実に人気かそうじゃないかが分かるんです。」

「人気商売のシビアな世界っていうのもほぼアイドルと一緒ヤナァ…」

「そうなんですよ…。まあそこまで気にしなくてもいいし、キャバクラと違って人気があろうがなかろうが、時給そのものは変わらないんですけど、気にしないでいるっていうのも無理ですし。」

「うんうん」

「そんな中で、わたしはみんなのニ推しなんですよね、私だけが推しって人がほぼいないんですよ。」

「なるほど」

「別に嫌われてもないし、だいたいの人には話しやすいって言ってもらえて、なんなら推しの生誕の花どうしようかな、とかそういう相談はよく受けるんです。けど私だけに用があって来る人はほぼいないみたいな。」

「うーん、なるほど…。それでいうとモチベーションをどこに持って行くかって、実は結構大人なメンタルじゃないと難しいかもしれないね。」

「仕事も他の人たちより責任があるものをこなしてたりして、信頼されているはずなのに、自分より後に入った子が人気キャストの称号をもらってたりしていて…。仲が良い分、嫉妬とまではいかなくても「なんでなんだろう」っていう疑問はやっぱりあって、もやもやするというか、なんか嫌だなって…。」

「うんうん…。アイドルでも恐らくまっったく同じ現象で悩んでる子の病んだツイートとかたまーに見るけど、人気商売っていうくくりで言うと起きて当たり前の事案なんだろうなあ…。」


「しかも、一番仲の良い後輩が私より先に人気キャストの称号が取っていて、仲が良い分どこにも吐き出せないっていうのもあって。。」


「漫画みたいやな」

「お店も好きだし仕事も楽しいから辞めるほどの理由でもない気もするし。このまま続ける意味とか、自分の目標とかよく分からなくなってきているんですよね。」

「なるほど…。」

 

仕事で同僚と売り上げを競ったりする人もいるだろうし、周りより先に出世してやるぜ!みたいなモチベーションの人もきっといる。ただ初めからいいライバル関係だったら良かったのかもしれないけど、仲の良い友だちとはできれば競い合いたくない。そういう展開で仲が深かまるのは現実世界、特に女の世界では結構稀な事だしな〜難しい。

 

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頭を抱える

 

好かれたい人を選ぶ事は悪いことじゃない


「自分の話に置き換えてしまって申し訳ないんだけど、自分はもともとアイドルになりたいとも思ってなかったし、自分の事をすごく好きな人ってどう考えても理解できないから、最初の頃は物販で全然うまく喋れなくて。まじばんは初めの頃、なぜか私が一番人気だと思われてたけど、歌も踊りも下手だし物販での喋りも下手くそだったから全然そんな事なくて。」

 

「はじめの頃のまじばんののらくらさん、見た事あるけどやらされてる感がすごかったです(笑)」

 

「そうそう。でもある日突然、しかも結構早い段階でそれまで面倒を見てくれていた人がいなくなっちゃって、「なんとなく」とか「嫌だからやらない、やめる」とかそういうの全然通用しなくなっちゃったんだよね。」

 

「それはなんか風の噂で聞きました。意外と苦労してた。」

 

「意外とね。だからいろんな責任がダイレクトに自分たちに降りかかってくる中で、まず最初に自分は物販苦手意識の克服はすっごい大変で、とりあえず見よう見まねで他のアイドルさんとかがやってるようにやってみてた時期もあった。」

 

「とりあえず周りに合わせるみたいな。」

 

「そう、やってみた。けど無理だった。もちろん優しい人や応援してくれる人もたくさんいたんだけど、それにすらうまく返答できなかったのに加えて、よくわからん言いがかりつけてくる人とか、嫌な事言ってくる人もいるから、「こんな気遣いまくったりご機嫌とるのやるために生まれてきたんじゃねぇ!」って。」

「なるほど。」

「で、ある日突然他のアイドルの見よう見まねをやめてみた。もうフッツーに人間としての返答しかしないようにした。嫌な事言ってくる人には、もう二度と会いたくないし応援もされたくないし、他のアイドルやおたくに「のらくら推しの人」だと思われたら営業妨害だから、別れ際に「またどこかで〜」すら言わない。でも自分の中でちゃんと線引きしたら、ストレスもなくなったし普段通りの口が悪くてもあけすけな態度でも、自分の事を推してくれてる人の事をすごく好きになれたんだよね。」

(あえて営業妨害っていうキツい言葉をチョイスしてますが、SNSで度々アイドルに意味のわからない言いがかりをつけてる人、推してるアイドルの顔がアイコンだったり、トップに推しの名前が書いてあったりしますが、どうしてもそのアイドルの印象も悪くなってしまうので、それって本当に応援している人がやる事なのかなぁと疑問に思ってます…。)

 

「あーーーーーー、なるほど。なんかわかるかもしれない。」

 

「説明が下手で申し訳ないんだけどね。全ての人がそうじゃないかもしれないけど、完璧なものより何か少し欠けてる方が愛情が湧いたりする事もあると思う。話を聞いていると、わりとそつなくなんでもサラッとこなしてそうで、これといった欠点がなさそうに見えるし実際そうかもしれない。だからこそ今、まいちゃんの悩んでる一面とか、トマトが食べれないところとかを目の当たりにするっとグッときてしまうみたいな。」

 

「あーーー、なんかわかる気がしてきた。自分の店の店長がそれですね。」

 

「ほうほう」

 

店長は、全然かわいくない。

 

「またすごいはっきり言うね。」

 

「けど店長は自分のお客さんの調教がうまいというか、割と自分をありのまま出すタイプ。お店のルールにもすごく厳しい人だから、店長の事すごく嫌いな人もいるけど、店長のお客さんはお店のどのキャストの生誕にもちゃんと来る。」

 

「うんうん」


「みんなに好かれるって難しいけど、好きな人に好かれてるってお互いに思い合える関係ですもんね。」

 

「私もそう思うよ〜だから、オタクがよくアイドルに干されたとか言うじゃん、そんな大げさな事じゃなくて、自分がこう言う人たちに好かれたいっていうビジョンをはっきりもっているっていうのは悪い事じゃないと思うんだよね。もちろん、こだわり過ぎも良くないからざっくりしたビジョンでいいと思うけど、自分の1つの指針や方向性に繋がるから大声で言わなくていいから心のどこかに持っておいたほうが良いビジョンだと思う。」

 

「うーん、そうなると、そつなくこなすの辞めた方がいいのかな。なんか全部そつなくこなさなきゃって思っちゃうんですよね。」

 

「しっかりしてるもんな〜」

 

「人気キャストがいる日だったら、みんながスムーズに働けるように雑務を率先してやって、お店の売り上げに繋げようみたいな風に働いちゃう。結果上からはそういう面での評価はされてるけど、人気キャストとしては評価してもらえなかったのが事実だし。」

「器用貧乏そのものやな。うちの会社にも欲しいわそう言う人。」

 

「自分にとって、オタクが作れないんだったら、その分他の雑務を一生懸命頑張ってそこで埋めていけばいいって言う風に思ってたんですけどね・・・。」

 

「うちの会社こない?」

 

「お酒もめちゃくちゃ強いのもみんな知ってるし、全然酔っ払わないから酔ったふりもできないし。。」

 

「それ男前すぎるんじゃない…?」

 

 

 私たちはメンヘラには勝てない

「いろいろ話聞いてて、これまでのサシ飲み企画の時にも散々話ししてきたんだけど、我々みたいな隙が見えない男前タイプの女は絶対にメンヘラには勝てない。

 

「メンヘラには勝てない?」

 

どんなにブスだろうがスタイルが悪かろうが、ことアイドルみたいな人気商売において、異性に可愛がられるかという分野においては、絶対にメンヘラが勝つ世の中になってる。なぜならメンヘラを前にしたら男の人はヒーローになれるから。

 

「アーーーーーーーーッッッ・・・・」

 

「本人が意図してなくても「こいつは俺がいなきゃだめだ」とか「俺はすごく頼りにされている」っていう風に思わせてくれる女の方が圧倒的に推されると思う。弱い面をすぐに他人に晒け出せるというか。甘え上手というか。自分が男だったらそうだと思うし。」

 

「(頭抱える)」

 

「でも我々みたいなほぼ男みたいな人間は実生活でも「俺がいなくても大丈夫でしょ」って言われたら「オメエなんていなくても死なねーよバーーーーーーカ!」って言って家で泣くタイプだから全然かわいがられない。」

 

全然かわいくない。

「そう。全然かわいくない。」


「あっ!でもそうだ!うちの店でも人気があるのはみーーーんなメンヘラ!」


「でしょ!」


「こっちだって別に病まない訳でもないし、悩むし悲しい事も辛い事もたくさんあるけどそれを人に迷惑をかけないように一生懸命自分で処理してるだけなのに!」


「そう!病んでると思われるのが癪だから平気なフリをしているだけな時もあるのにね」


「そう!」

 

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メンヘラの話しで意気投合したので多分同じ工場で生産されている。

 

「うちの店でキャストが卒業する時に、店長が必ず言う事があるんですけど」


「うんうん」


「「今日あの子が卒業したらあのオタクは野放しになるから絶対自分が取り込むっていう気でやってね」って。」


「まあ実際そういう野心のある人の方が生き残る世界やもんナァ。。」


「そこでうまいことやれる子ももちろんいるけど、私は根がオタクだから卒業の日は推しの事だけ考えて欲しいし、その子以外に推せる子がいなかったらこの界隈からでてけばいいだけと思っちゃうんですよね。」


「どちらかと言うと私もそういうマインドだなあ・・・。」


「おたくは好きでお金だしてるからいいんだよっていうのも分かるんだけど、二推しの自分にお金を出すくらいなら、一推しの子にどんどんお金使った方がいいって思っちゃうんですよね。」


「MASANISOU!申し訳なさが勝ってしまうんだよね、多分その時点で向いてないと言えば向いてないんだろうけどね。。」


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「いろいろ聞いてると、他人に甘えるのもあんまり上手じゃなさそうだし、自分たちみたいなタイプの人間は、いっそ私はみんなの二推しっていうのを売りにするのを半分、一定の層に嫌われてもいいから自分の好きな人たちに好かれたいっていうマインドでいることと、関わってくれてる人たちをめちゃくちゃ大事にする、っていうのが精神衛生的にも良いのかもしれないね。」

「そうかもしれない。」

「私の口が悪い部分を「そういうの怖い・・・」って思う人たちの為に性格変えてまで取り囲んだとて、その人の事を好きにはなれないと思う。けど、「そういうこと言っちゃうんだ(笑)」って言う風に面白く受け取ってくれる人や、突っ込んでくれる人とは仲良くなれるし自分も好きになれると思う。友だちでもそう言う人とは自然と仲良くなるから、そのくらいの心持ちでやっていってみるのも良いんじゃないかな。アイドルないしメイドっていう立場で関わると、どうしても上手にできないんだったら、まずは人と人として関わっていこう。」

「そういうやり方でやってみようかな。」

「それでもやっぱりすり減っちゃうみたいだったら、もっと息のしやすい働き場所は絶対あるし、まいちゃんのやり方に需要がある場所も絶対あるから、ここだけが自分の居場所だった思い込みすぎずにとりあえずやってみればいいと思う!」


「うん、なんかスッキリしました〜もうちょっと気楽にやってみようと思います。無理だなって思ったら辞めよ〜くらいでいいんだって思えました!」


「うんうん、偉そうなこと言ってたらごめんだけど、もっと肩の力抜いてやったららいいと思った!」

「私、のらくらさんって感情があんまり見えないなって思ってて。あんまり喋らない人だと思ってたんですけど、意外とすげえ喋るじゃんって思いました(笑)」

 

「一応あるよ感情。」

 

【おまけ】アイドルオタクに学ぶファンサの極意

 

まいちゃんはいつのまにかメンズアイドルオタクになっていて、ひょんな話の流れからファンサの話に。何を隠そう、私はめちゃくちゃにファンサが苦手です。

 

「物販の苦手意識は今はほとんどないんだけど、どうしてもファンサは上手にできないんだよね〜」

※ファンサ…ファンサービスの略。演者がステージからお客さんに向かって手を振ったりピースをしたりしてアピールをすること。

 

「ファンサめっちゃ大事ですよ!わたしはそこまでじゃないけど、ファンサ貰えなかったら病む子とかもいますし、女の子は特にファンサだけが欲しい!みたいな子もいますし。」

 

「いや…ね…頭ではめちゃくちゃわかってるんだけど、どうしても自分のことを見てたわけじゃないのにいきなり私が指差しとかして、「おめえじゃねえよ」って思ってたら申し訳ないなって考えてしまう。。」

 

「考えすぎじゃないです?青(のサイリウム)振ってる子にファンサしたらいいじゃないですか。」

 

「それも問題でね、まじばんのオタクは全然サイリウム持たないんだよね。」

 

「あー、それは良くない。」

 

「まあ強要はできないんだけど、やっぱり自分のファンかどうかをアピールしてくれたら嬉しいなとは思うかな。女の子ってそれでいうと絶対サイリウム持つよね。昼間の野外でも絶対持っててえらいなーと思う。」

 

「存在のアピール方法としては最たるものですから!ジャニーズだとそれがうちわだったりコスプレだったりしますし。でもやっばり私が一番好きなファンサは「ウィンク」なんです。

 

「ウィンク…!?また、高度な事求めてはる…。」

 

「正直、指差しとかお手振りとかって、振り付けの流れでできるじゃないですか。そういう振り付けが組み込まれてる場合もあるし。」

 

「うんうん。自分らの曲でもあるわ。そういう曲。」

 

「でもウィンクって、振り付けに組み込まれてる事ってないし、本人が意図してやらないとできない事だから、ウィンクされたらめっちゃくちゃ嬉しいです。」

 

「なるほどな〜でも確かに死ぬほど好きなアイドルから自分に向けてウィンクされたら嬉しすぎて夢で出てくるやろナァ…。」

 

「もっと自分に酔っていいと思いますよ、自分らオタクはそういうのを見にきてるんで!」

 

「かわいいアイドルとしてのウィンクはできなさそうだから、イケメンメンズアイドルの気持ちでいつかウィンクしてみるわ…。」

 

多分もっと自分に自信をつけないと、ウィンクなんてとてもできそうにないけど、いつかかわいい女の子が目をハートにして自分の事を見ていたら、イケメンメンズアイドルになった気持ちでウィンクをしてみようと思いました…。

 

おわりに

そんなこんなでこの後もしっかりラストオーダーまで喋りまくった3時間半でした。

この記事をアップする前に確認の連絡を送ったところ、9月のサシ飲み後、晴れて人気キャストの称号を手に入れたとのこと!サシ飲みでいろいろ聞いていたのもあり、私もすごく嬉しかったです。

すごく頑張り屋さんで、一見マイペースに見えるんだけどすごく私に合わせてくれていたんだなと録音を聞きながら思ったり。スマートになんでもこなそうとしてしまうから、手柄を誰かにしれっと取られてしまったり、意図しないところで損しちゃってそうで勿体無いので、もっと自分の事だけ考えて身勝手になるのもいいんじゃないのかなと勝手ながら考えていました。もちろん他人に迷惑をかけない程度にだけど、まいちゃんがもっと働きやすくなってたら嬉しいです。

自分もメンヘラには勝てない人生だからこそ、メンヘラには作れない人間関係で、クリーンな衛生環境を保ちながら健やかに生きたいなと、記事を書きながら改めて思いました。どんどん一人でなんでもできるようになってしまっているけど、大事にしたい人たちは少なくてもいいからちゃんと大事に係わり合えたらそれでいいなと。

ちなみに、我々のような半分男みたいなやつが本格的に病みだした時が一番めんどくさいのでみなさん気をつけて頂きたいです。

 

おしまい

 

 

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1/20を終えて

みなさま昨日はしーたさんとわたしの生誕イベントにお越し下さってどうもありがとうございました。
誕生を祝ってもらうだなんて、烏滸がましいって未だに思ってしまうけど、みんなが楽しそうで嬉しそうで私もとっても楽しかったし嬉しかったです。プレゼントやメッセージカードもありがとう。
企画してくれたもいしゃんとなななありがとう!何が起きるか全くわからなかったけど虫も美味しかったです。
改めてのらくら母産んでくれてありがとう。手紙もありがとう。沖縄楽しかったよ、実はずっと体調が良くなかったんだけど、それでも楽しかったし楽しそうでよかったなと思ってました。

ソロの話を少しさせてください。
私はMCでも言ったみたいに、自分の声が本当に嫌いです。歌の上手い人が好きだったり自分の歌に自信がなかったりするのももちろん原因で、それを少しでも克服したいなと思ってボイトレに通ったり、先生に教えてもらったトレーニングを毎日したりして、少しずつ抵抗感を薄れさせようとしています。
ソロで歌わせて頂いた、「顔」という曲は私の大好きなバンドの曲です。いつか歌いたいと思っていたけど、この今日は誕生日の曲でもあるんです。歌うならこの日しかないなと思って頑張って練習しました。とにかく気持ちを込めて歌ったから、目を開けてみんなをみたら泣きそうになってしまったので目を閉じてばっかりでした。
コンプレックスと向き合うのは勇気がいることだけど、生まれてきならもう歩くしかない、どうせ生きるならいつまでも自分で自分に呪いをかけるのはやめたいなとこの曲を聴いてやっと思えたんです。私はこの声で生きていくので、自分の声を呼吸を愛せるようになります。聞いてくれてありがとう。素晴らしい曲なのでみんなも聞いてみてね。

そして発表させていただきましたが、まじばんchは1/20をもって「ドメスチック」へ所属となりました。
MCでも言ったのですが、言い出したのは私で、金山さんとも何度も打ち合わせを重ねてメンバーにも話して、所属する運びとなりました。
アイドルを取り巻く環境は、クリーンでホスピタリティの整った環境では決してないということを、私たちはこれまで身をもって感じてきました。全てがそうではないはずだけど、人1人の人生と思ってアイドルを見ていない事務所、感謝や責任感のないアイドルをたくさん見てきて、私は見ているだけで本当に疲弊していました。
ただ、事務所に所属していないことは、強みでもあり、大きな弱みでもありました。いい事務所があれば、いつでも所属したい。そう思っていたけど信頼できる大人はどこにもいない状況が長く続いていて、まじばんをもっとよくしたいのに、この状況はいつまで続くんだろうかという、言いようのない不安感が常にありました。応援してくれているみんながいなかったら、まじばんはその不安感に負けて、とっくに解散ないし空中分解していたと思います。常に不安で自信が持てない状況をなんとかライブをする事で薄れさせて延命しているような状況をどうしても変えたかったんです。命を引き延ばすんじゃなくて、使い方を自分たちで選択して自信を持ちたかった。誰かを羨んだり自分たちを蔑んだりもうしたくなかった。
そんな中、昨年のツアーで企画制作をしてくださったドメスチックさんは私たちが出会った大人たちの中で、唯一と言っていいくらい信頼を持てる大人でした。私が何より信頼できるなと思ったのは、所属しているわれプワちゃんたちを、ちゃんと1人の人間として尊重しながらマネジメントしていることでした。正直どこの事務所も入りたいと思ったことはなかったのですが、われプワちゃんたちとドメスチックの方々を見るたびに、大人に大切にされていて羨ましいなあと思っていました。
まじばんのマネージャーの高さんという方は、ちゃんと物事を考えてから発言や行動できる頭のいい人です。よく私たちやファンの方々を見ているし、人を尊重する優しい人でちゃんと言葉を選んでアドバイスや提案をしてくれます。声がいっつも枯れていておにぎりのセンスはあんまりなさそうですが、何よりまじばんのことが大好きです。
金山さんは、私と工場が同じで本当に私と性格が似ています。パクチーが食べれるか食べれないかでのらくらか金山さんか判断するくらい性格が似ています。この方も頭が良くて冒険家です。われプワちゃんと同じくらい、多分まじばんのことを好きでいてくれていると思っています。
まじばんのありとあらゆるわがままを全て了承して、まじばん色は残したまま、マネジメントしてくださる唯一の事務所です。だから根底にあるものは何一つ変わらずらこれまでよりももっといいホスピタリティといいライブで、みんなと楽しいことをどんどんして言って、新しい景色を一緒に見て行きたいです。やっとやりたいことができる環境になったから、これからは私たちが引っ張っていきます。時間をかけてゆっくり失って言った自信をちゃんと取り返したい。

私はまじばんとして売れるためなら、のらくらとしていろんなことに挑戦して少しでもまじばんに興味を持ってもらえるように入り口としての役割をしっかり果たしたいと思っています。ただ、これからは入り口なだけじゃなくて、もっとファンのみんなと信頼しあえる関係を築いていきたい。相変わらずファンサは上手ではないけど、自慢の推しとなれるように人間力を高めて行きます。

長くなりましたが、まじばんchをこれからもよろしくおねがいします。2018年はもっともっと楽しいことがいっぱい待ってます。付いてきてください。

のらくら